ささのさ散々

自分がお嬢様JDなのかお嬢様DJなのか分からなくなってきた 妄想にとらわれる美しき女人の映画乱視ブログ!!

SF

(感想)アイアン・スカイ-月面ナチス襲来

『アイアン・スカイ』

 
アイアン・スカイ

  • 監督 ティモ・ヴオレンソラ
  • 出演 ユリア・ディーツェ
  •     ゲッツ・オットー
  •     クリストファー・カービイ
  • 公開年 2012
  • 制作国 フィンランド・ドイツ・オーストラリア

 

次期アメリカ大統領のイメージ戦略のために月面に降り立った黒人ファッションモデル。何とそこでは地球から宇宙へ脱出したナチスたちが文明を築いていた。ナチスは今もなお侵略を進めようとしており、モデルから奪ったスマートフォンを破壊兵器に搭載させるためUFOで地球へ赴く。地球と月面ナチスとの戦争が始まろうとしていた……

 

ネタバレありです

 

個人的な評価 ★★★☆☆ (3/5)

おバカ系にどこまで期待するべきだったか……

 

ナチスが月で生きていたという設定のおバカ系コメディーです。

感想としては予告を見て期待し過ぎていたせいか、ちょっと期待はずれな部分もあったり……

というのも この映画よりも先に『帰ってきたヒトラー
を見ていたのがまずかった。どっちの映画でもヒトラー 最期の12日間のパロディーシーンが挟まれているけど、クオリティの差が段違い。『帰ってきたヒトラー』の方は丁寧な再現とストーリーとの絡めかたで笑ってしまったけども、『アイアン・スカイ』では取り合えずパロってみたような雑さを感じてしまった。

 

最初のパロディシーンで感じた残念さが映画の終わりまで続いちゃったと思う。チャップリンの『独裁者』が月面では10分で終わる短編映画になっているところは面白いけど、この事実を目の当たりにしたヒロインの反応も そこまで大きくないのが気になるし、ラストの地球側での乱痴気騒ぎでも目立つ暴言を吐くのはアメリカ人くらい。劇中 北朝鮮をイジるシーンはあるものの、他の国へのイジリは慎重になっている印象。靴を投げるシーンも取り合えず挟んだんじゃないの? ということで、そこまでブラックでもなく その分ハラハラする面白さが削がれてる印象。
対ナチスの次は地球全体で戦争が起きる終わり方はおもしろいかった。でも筒井康隆ほど暴言・暴行が入り乱れることもないので、少し消化不良。お金の掛かる戦争シーンがなくても良いから、ブラックな言動がもう少し多かったら良かったのに。

 

まぁ、この映画の最大の魅力はユリア・ディーツェの可愛さにあるし、最初の掴みがバッチリなら、楽しめると思います。

アマゾンビデオ版です

アイアン・スカイ (字幕版)
ユリア・ディーツェ
2013-11-26 








おすすめ(ささのさの感想こちら)


名作の一本
ヒトラー 最期の12日間 [DVD]
ブルーノ・ガンツ
ギャガ
2015-07-02


 

(感想)ロブスター-独り身に厳しい世界

『ロブスター』


ロブスター

 

  • 監督 ヨルゴス・ランティモス
  • 出演 コリン・ファレル
  •    レイチェル・ワイズ
  • 公開年 2016(日本)
  • 制作国 ギリシャ・フランス・アイルランド・オランダ・イギリス

 

独身が罰せられる世界。独身者はホテル付きの施設に送られ、45日以内に新しいパートナーを見つけられなければ、任意の動物の姿に変えられてしまう。

妻に捨てられた主人公は、施設に送られるも、色々あって施設から脱出。施設から離れ、独身者だけが集まる集団に加わる。そこで運命の人と巡り合うが、そこは恋愛禁止で……

シュールな雰囲気のSF恋愛ものです。

 

ネタバレありです

 

ロブスターはひっそり暮らしたい

 

個人評価 ★★★☆☆ (3/5)

 

奇妙な世界観で結構惹き込まれる映画でした。

設定はわりとガバガバなんじゃないかって思うところもありましたけど。

 

自分的にこの映画の魅力は奇妙な雰囲気にある。特に説明もなく映画が進むので、良い意味で「何やこれ……」と楽しむことができた映画でした。

ただ設定が緻密に作られているかは別で、簡単に施設から脱出できるし、誰でも使える転換装置で簡単に人を動物に変えてしまうし……。そもそも動物に変えるとはいっても、体の中のものを移し替えるだけで、生まれ変わるって訳でもなさそう。……なら、動物に変えなくて普通に独身者 殺処分で良くないか? これが駄目なのは道徳的な問題だから、実際殺してるけど、名目上 殺す代わりに動物にしてるんじゃないかって考えた。
……でもキャラクターは特に疑問に思ってないんだよな。

 

ラストは人によって意見が変わるやつで結構好き。

ヒロインが盲目で主人公も眼を潰すって、春琴抄をちょっと思い出す展開でした。
でも潰した後のシーンもないから、自分的には目を潰さずに戻って来たと思ってます。
まぁ最初ハンター女に無理して合わせるも失敗してるから、無理して合わせずに眼も潰さずとか、足の悪い男に対して偽鼻血を非難してるシーンもあるし、どっちの立場でも考えられるようになってる感じがする。

どれにしてもこの主人公は「ロブスター」みたいにひっそり生きていく感じがあって、そこに良い余韻を感じた。

 

気になった女優さんは、ホテルのメイドさん役 アリアーヌ・ラベドさん。
2
 

無感動な表情(この映画に限ってはみんな生気がない)なのに、事務的にお尻で独身者の性欲を刺激したり、実は森の独身者の内通者だったり、ダンスシーンではメイドの格好のまま踊り狂ってるし、正直ヒロインより何倍も魅力的に見えるキャラでした。

 

見た後に冷静になるとアレって思うところもあったんですが、見てる間は惹き込まれたのは本当。というか今もそこまで嫌いじゃない。

何か妙な映画を見たなー、という感じでした。


ロブスター(字幕版)
コリン・ファレル
2016-09-15


読み難いったらない でも名作
春琴抄 (新潮文庫)
谷崎 潤一郎
新潮社
1951-02-02
 

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