『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)


ホワイトゴッド 

  • 監督 コルネル・ムンドルッツォ
  • 出演 ジョーフィア・プソッタ
  • 公開年 2014
  • 制作国 ハンガリー、ドイツ、スウェーデン

 

13歳のリリが新しくやって来た街では雑種犬に重税が掛かることになっていた。そのためにリリの父はリリが大切にしていた雑種犬ハーゲンを捨ててしまう。リリはハーゲンを必死で探すが、ハーゲンは人間に虐げられて行くことになる。そして犬たちによる逆襲が始まろうとしていた……

 

ネタバレありです。

 

頑張ってる映画 ★★★☆☆ (3/5)

 

この映画は何も情報もないまま、レンタルビデオ店にあったPOPの「犬達による人間への復讐劇」みたいな一文だけでレンタルしてしまった一本です。
個人的に古川日出男さんの『ベルカ、吠えないのか
?』という小説が大好きなので、この犬が怖そうな感じの設定にはビビッとくるものがありました。
ベルカ、吠えないのか 

見た感想としては、アラも多いけど見所もあった というような感じ。CGなしで どう撮影したのか気になるくらいの映像の頑張りは見えます。

 

この映画の評価できる所は「実写だと犬好きやら動物愛護団体に遠慮しちゃうんじゃ……」といった不安要素を ここまで やっちゃうんだ」と思わせてくれる点。グロ映画程の迫力はないけど、犬の強面を引き出せているのが凄い。

特にハーゲンが闘犬に仕立て上げられる場面実際に戦う場面が見物。その後 犬が反旗を翻した後の犬タックルは、改めて犬って人間より強いんだよなぁ と思わせてくれる(街の皆がパニックになり過ぎている感じはあったけれど)

 

ただ主人公サイドのストーリーは そんなに好きではなかったです。リリちゃんがハーゲンを探している場面が冗長な所と 大オチでリリちゃんが楽器を吹く→犬が全員おとなしくなって解決 という雑な落とし方が気に入らない。この大オチの場面でリリちゃんの父は火炎放射器を遠目に発射していましたが、これで犬と勝負できなかったのは残念(ここが限界か)

ただ個人的にリリちゃんのタンクトップ姿がドストライクだったのと、リリ父が娘の補導をきっかけに娘と再度向き合う場面は心にグッとくるものがあったかな。

 

だからこそリリ父が最後 火炎放射器で暴走する犬と闘かわないのが残念……(ならアクション映画を見ろって話ですが)

DVD版です。

ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディ) [DVD]
ジョーフィア・プショッタ
TCエンタテインメント
2016-07-06


おすすめ犬小説(犬が可愛いというより格好良い・怖い系)。
ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)
古川 日出男
文藝春秋
2008-05-09