COP CAR コップ・カー』


コップ・カー

  • 監督 ジョン・ワッツ
  • 出演 ケヴィン・ベーコン
  •     ジェームズ・フリードソン=ジャクソン
  •     ヘイズ・ウェルフォード
  • 公開年 2015
  • 制作国 アメリカ

 

家出中の少年二人は荒野でパトカーを見つける。二人はそれに乗り、面白半分で運転を始める。そのパトカーに乗っていた保安官も盗難に気付き捜索を開始する。その保安官は とんでもない奴で……

 

ネタバレありです 
 

面白い ★★★★☆ (4/5)

 

想像していた作品とは違いましたが面白かったです。

ジョン・ワッツ監督だと前に『クラウン』を見ていて、今作も気になった次第。(レビューはこちら)

見る前はTHEサイコスリラーみたいな感じで、サイコパスのケヴィン・ベーコンが容赦の欠片もなく、悪ガキ二人を追い詰めていく映画だと思い込んでいたのですが、見てみると結構違ってケヴィン・ベーコンが思いのほか必死。パトカーが盗まれて全力で走ったり、どこの間抜けがパトカーを盗まれたんだ みたいに警察本部に向けてうそぶいたり、自分も車を盗難しようと靴ひもでイライラしながらドアロックを解除したり、見ていて焦ってる焦ってるーみたいな感じで、追い詰められていくのはケヴィン・ベーコンでしたよ(嫌いじゃなく むしろ面白い)。

 

あと子供もそこまで悪ガキだとも思わなかったです。開幕から青春映画みたいな良い雰囲気出してくるので、この映画での印象は 保安官にやられちまえー より 保安官から逃げてー これまた期待とは逆ながら これはこれでOKなんじゃないかと思ったり。

見る前は『ロボコップ2』に出てくるイヤーな悪ガキみたいなキャラを持って来ると考えていたので、悪ガキ感では肩透かしかなーとも思ったのですが、この映画は子役がパトカーを盗んで はしゃぎまくるので、こっちの方が子供らしさが見えて好きかも。

 

その後の展開について、ケヴィン・ベーコンベーコンが始末し損ねた男乱入ババアの三人が一気に倒れた時は、そのあっけなさから、監督前作『クラウン』の子供が残酷な目に遭うシーンは直接カメラに映さない爪の甘さと同じ部分を感じて、この監督は子供に甘くなっちゃうのかなー、とちょっと落胆したのですが、そこからの流れが凄く良かった。子供達のピンチと奮起、そしてベーコン復活からの緊迫感青春映画(ジュブナイル感)とスリラーが上手いこと絡み合ったラストだったと思います。

ブルーレイ版です。

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2016-08-02


ジョン・ワッツ監督作品
クラウン [DVD]
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2015-07-03