ささのさ散々

自分がお嬢様JDなのかお嬢様DJなのか分からなくなってきた 妄想にとらわれる美しき女人の映画乱視ブログ!!

(感想)ドローン・オブ・ウォー-居場所不明で旗色不鮮明

『ドローン・オブ・ウォー』

 
ドローン・オブ・ウォー 

  • 監督 アンドリュー・ニコル
  • 出演 イーサン・ホーク
  •     ジャニュアリー・ジョーンズ
  • 公開年 2015
  • 制作国 アメリカ

 

トミー・イーガン少佐(イーサン・ホーク)は少し前までは戦地の空を翔けるパイロットだった。そして現在は無人戦闘機であるドローンを操縦する部隊に配属されていた。戦地にいた頃は考えられない、殺される危険もなく、妻子と離れる必要のない毎日。そんな非現実的だと思われていた戦争を前にして主人公は苦しめられていく……

 

ネタバレありです

 

個人的な評価 ★★★★☆ (4/5)

味気ない日常が映える戦争映画

 

当ブログだと『ドローン 無人爆撃機』を先に評しているのですが、やはり使っているお金が段違いですね。現実と同じもの感じにこだわっている美術にも惹き込まれます。地上誘導ステーションであるコンテナみたいなのが並んでいるのが、特に印象に残った。

『ドローン 無人爆撃機』と同じく、画面を明るくするためなのか、薄暗い操縦室も鬱々としていたなぁ。

 

内容については、一人の操縦士がPTSDになっていく様を、丁寧に見せられるもの。大きな盛り上がりはなく、平坦な物語進行なので好き嫌いが分かれそう。

個人的には、主人公が堂々巡りで嫌な出来事を繰り返すことが、伝わってくるので、平坦な進行でも良かった。こっちの方が見ている側が感情移入しやすいかも。

日常と戦争の境界線が曖昧で、どっちつかずにフラフラしてしまっている感じも とても良かった。

 

個人的には退役してしまった人たちの、その後が見たかった。イーサン・ホークみたいに辞めてスッパリPTSDから解放されるものでもないかと(完全に解放されたシーンはないけど、妙に主人公はスッキリした感じだったし)

しかし元ドローン操縦士のコミュニティに入って、主人公がその人たちを支援していく終わり方なら、ちょっと『アメリカン・スナイパー』じみているので、そんなシーン自体要らないか。

ブルーレイ版です

ドローン・オブ・ウォー [Blu-ray]
イーサン・ホーク
ポニーキャニオン
2016-03-16


他のドローン映画です
ドローン 無人爆撃機 [DVD]
マット・オリアリー
アメイジングD.C.
2015-04-03


(感想)アバウト・シュミット-孤独な余生の過ごし方

『アバウト・シュミット』


アバウト・シュミット
 

  • 監督 アレクサンダー・ペイン
  • 出演 ジャック・ニコルソン
  • 公開年 2002
  • 制作国 日本

 

保険会社で働いているウォーレン・シュミット(ジャック・ニコルソン)は、ついに定年退職となった。新しい生活が始まるも、上手く行かないシュミット。アフリカの子供達に援助を送ったりしている中、妻が急死。死後に妻の裏切りを知り、結婚間近の娘には相手にされず……  シュミットは結婚式までキャンピングカーで旅に出る。

 

ネタバレありです

 

個人的な評価 ★★★★★ (5/5)

痛々しくも意味のある人生

 

ジャック・ニコルソンは年とっても最高ですね。

『カッコーの巣の上で』も『バットマン』のジョーカーもイケメンではないけど、魅力のある顔をしているイメージ。

 

この映画も ジャック・ニコルソンじゃなきゃ、感動しなかったかもしれないと思った。格好良すぎないし、愛らしさもあるし、でも過去の威厳は感じられたし、痛々しいシーンには哀愁を感じた。良バランス

 

キャンピングカーでの人妻にいきなりキスして、ビンタされるところが、一つ前に見た『ドライヴ』と比べてしまって、思わず吹いてしまいました。

ぶち壊そうとしていた娘の結婚式でも、現実に飲まれてハッタリのスピーチをやってしまったり、一人の男の哀れな部分をまざまざと見させられる映画でした。

 

この映画の一番の肝であるラストシーンは、捻くれ者の自分には、何ともおべっかを感じ得ずにはいられない所を、ジャック・ニコルソンの演技力で無理矢理にでも感動させられるシーンでした。

しかし一人の哀れな男が、自分の人生を象徴させる物を ようやく手に入れて、その人が無理矢理にでも自分の人生の象徴にしているのだから、シュミットも必死だった。なので無理矢理にでも感動させるくらいが丁度良いと思う
 

「人生に意味はあったなシュミット」とか言ってやりたくなった。

Amazonビデオ版です

アバウト・シュミット(字幕版)
ジャック・ニコルソン
2015-03-15


こちらもオススメ
最高の人生の見つけ方 (字幕版)
ジャック・ニコルソン
2013-11-26

 

(感想)ドライヴ-流し目セクシードライバー

『ドライヴ』


ドライヴ

 

  • 監督 ニコラス・ウィンディング・レフン
  • 出演 ライアン・ゴズリング
  •     キャリー・マリガン
  • 公開年 2011
  • 制作国 アメリカ

 

昼は自動車修理工(あとスタントマン)、夜は強盗犯を逃がすドライバーの生活を送る主人公。主人公は同じアパートの同じ階に住む人妻に恋してしまう。そんな折に、人妻の旦那が刑務所から戻ってくる。だがしかし旦那には借金があり襲われてしまう。被害は家族にも及びそうになり、主人公が取った行動は……

 

ネタバレありです

 

個人的な評価 ★★★★☆ (4/5)

ライアン・ゴズリングさんカッケー

 

良いアクション映画でした。

アクション要素より立ち込める雰囲気が良い感じの映画。

 

『ラ・ラ・ランド』の前評判やらでも、よく聞くライアン・ゴズリングの評価の高さ。個人的には『L.A.ギャングストーリー』と『マネー・ショート』が良作とは思いつつも、ライアン・ゴズリングはそれ程 印象に残ってなかったりしていたのですが、今作で印象が焼き付いた感じです。

 

無口で真顔の多いライアン・ゴズリングでしたが、見ていて飽きない顔をしているなぁ、と思った俳優でした。今更ながら新発見。

フィリップ・マーロウ(探偵)とか演じてみて欲しいなぁ(美形過ぎるけど)

 

光と影の演出も魅力的でした。よくある暗すぎて何をやっているのか分からない、ではなく明暗ハッキリの見え隠れする映像がシャレてるなー、と思った。

エレベーターの中でいきなりヒロインにキスからのアクションシーンは、かなりオシャレが振り切り過ぎていて謎でしたが、現実のファッションショーでも何かよく分からない謎のオシャレとか目にするし、そういうものなのだろう。

 

エレベーターのシーン以外は恋愛描写がクドくないので、そこも良かった。

何が邪魔するわけでもなく、役者やら音やら脚本から演出と全部が良い塩梅で高得点。

そんな映画でした。

Amazonビデオ版です

 

(感想)御法度-殺陣の色気で興奮

『御法度』

御法度
 

 

  • 監督 大島
  • 出演 ビートたけし
  •      武田 真治
  •      松田 龍平
  •      浅野 忠信
  • 公開年 1999
  • 制作国 日本

 

1865年京都 新選組。二人の男が入隊する。その内の一人 加納惣三郎(松田龍平)は美少年であった。衆道がにわかに流行り出していた新選組では、惣三郎の美貌に虜にされる者が続出する。それにより規律も乱れだし、ついに殺人が……

 

ネタバレありです

 

個人的な評価 ★★☆☆☆ (2/5)

それほど新鮮じゃない

 

ささのさは別に腐女子じゃないですが、そういうジャンル(BL)が歴史系にも踏み込んでいるのは知っているので、衆道は新鮮ってほどでもなかったです。

ゲイ映画自体も『シングルマン』やら『フィリップ、きみを愛してる!』とかを見ているので、特に抵抗もなく見られましたし。

そういう意味では、衆道から見る日本独特のBLみたいなものを見たいなぁ、とか思ったけど、実際そういうのは殺陣シーンくらいだったかも。

 

ゲイ映画にしては魅入ってしまう役者さんがいなかった感じ。

松田龍平も現在の成長振りを知っているから、拙さのほうが目立っていた。少年役だからそれで良いかもしれないけど、演技に必死な感じで惹き込まれなかった。でもそこが好きな人は一杯いるでしょうけどね

ビートたけしや田口トモロヲには色気は感じないし、浅野忠信も武田真治もこの映画では普通の人って感じ。

というか興奮したシーンが殺陣のところだけで、他は全く興奮しなかった。

ゲイゲイしさを隠そうともせずに、前に出し過ぎていて、そこらへんから色気が削がれているのかもね(『戦場のメリークリスマス』だったら、背徳の色気みたいなのがあったけど)

 

大事な映画ラストで「沖田さん」「ギャー」と言わせるシーン。音声だけで理解させようとするのは良いけど、この「ギャー」は滑稽だったなぁ。呻くだけなら笑わなかったのに

 

ビートたけしの「惣三郎め。美しすぎた。男に嬲られているうちに、化物が住み着いたのだろう」みたいな台詞は 古典作品からある様式美だけど好きでした。

 

惣三郎が本当は誰を好きだったかとか、脚本的にはおもしろい点はあったのですが、他の部分は特に魅力を感じなかった。そんな映画でした。 

Amazonビデオ版です

御法度
ビートたけし
2013-11-26


監督の過去作
戦場のメリークリスマス [DVD]
デヴィッド・ボウイ
紀伊國屋書店
2011-10-29

 
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